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元職員が逮捕された事件に関するご報告とお詫び

2016/04/01(金)

2016年4月1日

各位

社会福祉法人正武福祉会
理事長 西村 貢

特別養護老人ホームさんらく苑
施設長 西村 敏

特別養護老人ホームさんらく苑の元職員が逮捕された事件に関するご報告とお詫び

昨年2015年9月19日午後2時半頃に、弊法人が運営する特別養護老人ホームさんらく苑(以下「さんらく苑」といいます)の元職員が、入所者様(以下「A様」といいます)の首を絞めるという事件を起こしました件につきましては、被害者であるA様及びそのご家族様はもとより、さんらく苑に入所されている皆様及びご家族様、地域の皆様、関係者の皆様ならびに関係各当局には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、弊法人はあらためてここに心よりお詫び申し上げます。

元職員は、当時、A様の部屋において、A様に暴行を加えたものの自らナースコールを押しました。これにいち早く気づいてかけつけた別の職員が元職員を制してA様を保護し、警察への通報後、さんらく苑は、捜査に全面的に協力しました。
弊法人は、昨年10月6日、元職員を懲戒解雇しました。
大阪地方裁判所は、昨年12月16日、傷害罪により、元職員を懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の刑に処しました。本件裁判によると、犯行の動機は、もっぱら元職員の内面的な問題に起因するというもので、さんらく苑の人事管理や待遇面、その他さんらく苑側の事情を問題とするものではありませんでした。さんらく苑は、本件に関連し、大阪市当局による調査を受けましたが、行政処分は受けませんでした。
A様は、数日間の入院を経て回復し、ご退院後、さんらく苑への再入所をご選択され、さんらく苑はA様をお迎えしました。昨年、弊法人は、A様及びそのご家族様と円満和解しました。ご入所されてきた皆様には、引き続きさんらく苑での生活をお送りいただいております。

事件は、元職員の個人的な問題が誘発した突発的な不祥事ではありましたが、弊法人はあってはならないことが起こったことを直視し、再発防止に向けて、これに真摯に向き合って深く反省するとともに、さんらく苑の有り様の全般について総点検し、大阪市当局のご指導を仰ぎ、管理体制と教育研修指導体制の更なる充実強化を図り、人権尊重意識を啓発し、虐待防止に努め、もって入所者の皆様に安心で安全な温もりのある生活をお送りいただけるように、今春、理事長、施設長はじめ全職員一丸となって初心に立ち返り全力で取り組む決意を新たに、日々職務に精励して参っているところでございます。
何卒、ご理解とご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

アクセス

〒558-0011 大阪市住吉区苅田5丁目16-10
TEL:06-6606-3100
地下鉄御堂筋線「あびこ」駅 徒歩3分 /
 JR阪和線「我孫子町」駅 徒歩10分

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